私が初めてコンピュータのプログラムを作り始めたのは、今から35年ぐらい前でしょうか。あれは私が、喫茶店シャノアールの社員であった22〜24歳ぐらいの頃なので、今からもう38年ぐらい前ですね。
パソコンブームが最初に起こった頃で、駅近くの電気屋に1万円前後で売られていたPanasonicのキーボードだけのPCを購入し、初めてBasicという言語に触れ、勉強し、 Line命令で線をスクリーンに表示したり、Circle命令で円を描いたりしました。
円の座標をずらして、2つ目の円を描き、前に表示していた座標を消す命令を書くと、円が動くように見えました。お、このやりかたで、ミサイルや円盤などが動いて見えるゲームを作れると喜び、ゲームセンターで見たことがあるような円盤(宇宙船)を、画面の左から右に登場させて、画面下から、それを攻撃するミサイルを発射したら、ミサイル処理が走行しているときに、それにCPUが引っ張られて、宇宙船の動きが、極端に遅くなるというお粗末なプログラムでしたが、けっこう満足しておりました。
2台目に購入したPCは、PC9801-F2 定価398,000円という代物でした。渋谷の丸井で、購入しました。
22万円程の漢字プリンター(当時漢字が印刷できるプリンターは珍しかったので、敢えて漢字プリンターと呼ばれていました。今では驚きですね。)や、なんだかわからないソフトも4〜5本、同時購入してしまい、全部で100万円弱で、頭金なしの36回払い(毎月の返済が3万ぐらい)は返済が大変でした。